その51aー香港・シンガポール研修旅行記ー

はじめに 恒例となりつつ海外研修ですが、今回は、シンガポール(2回目)と初めての香港(料理長は2回目)となりました。
特に香港では当店の常連のお客様であるY氏とKS氏と合流。
今までにない面白い旅になりました。
尚、今回は旅行記は簡潔にまとめるすることにしました。
(前回の旅行記が中途半端になったままになってしまっているので)携帯のデジカメで撮影した写真つきですので雰囲気だけでもわかるかと思います。
日付 出来事
848 2005.8.15 想像以上の人数で終える事になった樽祭りの後始末で、予想通りほとんど睡眠をとることなく出発。難波から南海の急行で関西空港に向かい、いつも通りチェックイン、出発までの待ち時間の間に、インターネットをしながらキャセイパシフィックで出発しました。最近はバンコクまでタイ航空を使う機会が多いので、ゴルフに行くの中高年の姿をいつも見るのですが、香港行きの便にはそういう方よりも、若い女性グループやカップルの姿が多く、行き先によって客層の違いを特に感じました。
3時間後、香港空港に到着。開放された空港からは高層ビル群が見渡すことが出来ました。そのままシンガポール便出発まで1時間ほどの間、空港内をうろうろしました。
香港空港(中立地帯?)をうろつくと、他の空港と比べて非常に食べ物の匂いの美味しさを感じました。
本来なら、麺の一つも食べようかと思いましたが、
機内食の関係もあってあえなく断念。
集合時間ギリギリまで見渡すだけで終わりました。

店内にはパブもありましたので、香港からの帰りには
立ち寄ろうと思いました。
飛行機は再び香港を後にシンガポールへ。
座席がバラバラになった件で、少し揉めましたがこちらの主張が通り、並びの席でさらに3時間あまり乗りました。
香港空港内の
レストランの熊
夕方5時にシンガポール空港に到着。今回は2回目でしたが前回(1年半前)と比べて事前に準備をしていましたので独特な料理になっているシンガポール料理を食べ歩けそうな予感がありました。

空港から都市交通MTRで宿のある武吉士(ブギス)へ。前回はアラブ街というイメージしかなかったのですが、実際に駅について宿に向かう道には西友などもあり、イメージのギャップを感じました。
宿について荷物を置くと早速町歩きを開始。「日本の家」という不思議な雑貨屋やアジアらしいマーケット街、さらに先に進むと住宅街の下にホーカーズというフードコートを発見しました。
そこで、最初の食事。ビールはシンガポールのビールでアジアやヨーロッパにその存在を示している「タイガービール」を飲みました。シンガポールでも日本同様免許がいるようで、ビールを販売する専用の店に行く必要があります。ここにはお目当てのスタウト「ABC」もありましたが、ここではあえて飲みませんでした。
シンガポールの
日本の家
シンガポールで
最初の食事
ビールのつまみということで、ポピアという春巻きに似たものを食べました。1Sドルでしたので70円弱と安くすみました。この後もいろいろなものを食べたり購入したりしましたが、シンガポールの物価は意外に安いことに気付きました。今まで高いと思っていたのは、ついついタイやベトナムあたりの物価と比較するからでしょうか?
その後、チャイナタウンへ向かいました。前回宿泊したところですが、この界隈は他の町と違って、いかにも観光客向けのエリアという感じでした。
そして、1年半ぶりに「大北宏騰食館」へ、ここで初めて飲んだABCスタウトを今回も注文。半年間のストレスを解消しました。
大北宏騰食館の看板 ABCスタウトと料理 気分良く酔えました。
深夜になり、タクシーで宿に戻り1日目を終えました。
さすがに海外、国内とは違い1日で気晴らしをすることが出来ました。
849 2005.8.16 翌日、さすがに疲れもあって、昼前までホテルでゆっくりした後、行動開始。
昨夜のホーカーズに行き、ここで遅めの朝食をとりました。
周りは観光客は皆無。地元の住民らしき人たちの食事が多い中で、午前中からビール注文。観光客らしさを出しながら、シンガポールの朝食といわれるものを食べました。
帰り際に気になっていた亀の肉骨茶(バクテ−)の店が開いていたのでそれを注文。気のせいかもしれませんが食べた瞬間に元気が出てきた感じがしました。
シンガポールの
朝食
亀の肉骨茶
食事をしながらこの後の予定を確認。世界的に有名なシンガポール動物園に行くことになりました。MTRとバスを乗り継ぎ、1時間ほどで動物園に到着。海外のバスはあまり乗りこなせないので、少し緊張しながらも無事に到着。動物園の周りは原生林の保護地域だけに都市国家シンガポールにいるとは思えない雰囲気でした。
動物園でチケットを購入する際、ついでにナイトサファリも見ていこうということになり、この日ここで夜まで過ごす予定が決まりました。
園内に入り、トラムに乗り、周りに動物を見ましたが、じっくり見れなかったので、下車して歩いて見回りました。
臨場感のある園内もさることながら、生の動物を見るのはいいもので、時間を忘れて見回りました。
しかし、夕方になりスコールにあってしまい、豪雨の中慌ててトラムで入口まで戻りました。
シンガポール動物園
ナイトサファリ開始まで1時間ほどあり、雨も降ったままでしたので、入口にある
ケンタッキーで軽い食事をして雨宿り、雨が収まってからナイトサファリで日本語解説のトラムの予約を済ませて、待ち時間の間は、タイガーのドラフトを飲んで待機しました。
シンガポールのケンタッキーは、ポテトフライの代わりに、マッシュポテトに中国風の醤油餡をかけたものがつき、コールスローサラダがめちゃ甘でした。
シンガポールの
ケンタッキー
タイガー
ドラフトビール
時間になり、トラムに乗車。ツアーなどの日本人旅行者と一気に遭遇。賑やかな状態のまま動物を見学しました。昼間は暑さもあっておとなしかった動物の目つきや動きが機敏だったことが印象的でした。トラムを降りた後、徒歩コースを見学しました。ここから見る動物も動きだけでなく鳴き声など本来の動きを間近に見ることが出来ました。特に素晴らしかったのはこうもりの動きで、鳥のように羽を伸ばしたかと思うと、餌のフルーツを求めて猿のように枝をかけ登る姿や食べている瞬間の獰猛さは日本の動物園では見ることは出来ないのではと思いました。見学を一通り終え、帰り際に民族衣装を来た芸人のショーを少し見て出口に。
ナイトサファリ
の看板
帰りのバスは、行きと違って多くの人が待っていました。ナイトサファリの方が人気が高いようです。バス・MTRを乗り継いで、夕食の場所として選んだのが「ゲイランロード」といわれるエリア。シンガポールの中でもっとも歓楽街的なエリアということなのですが、実は1年半前にもカラン(加冷)駅から歩いてこの近くにきていました。
しかし、詳しい情報もないまま中華料理(実は少し違う?)を食べただけという印象が強く残っていました。今回は事前にこのエリアも調査し、カエル料理のお店があることをつかみましたので、そこを目指しました。カランより先の駅でおり、そこを目指して歩くこと10分で到着。水槽には生きたカエルがいて、早速注文。このエリアでもやや高めということを
カエルのお粥と
青菜炒め
亀ゼリー
店員が気にして聞いてきましたが、その了解の下、2匹のカエルが入ったお粥とややピリ辛の青菜炒めが到着。動物園での食事がケンタッキーだったこともあり無言のうちに平らげることが出来ました。中に入っていたカエルも通常なら鶏肉のような味なのですが、新鮮の証拠なのか白身魚を食べている触感を感じました。食事の後、となりにある「亀ゼリー」の店へ。実はこの亀ゼリーも今回絶対食べたいと思っていて事前にチェックしていました。体によさそうなこのデザート、実際に食べてみると甘い蜜と一緒に食べると別腹といわんばかりにあっという間に平らげることが出来ました。ここで近くのお店に入り見たこともないビールを発見したのでさっそく購入。タクシーを拾って宿に戻りそのまま休みました。
850 2005.8.17 3日目は目覚めも良く、早い時間から行動開始。やはり3日連続武吉士のホーカーズへ。その前に少し周りを歩きました。ホーカーズの建物の先には近くに仏教寺院とヒンズー教寺院が並んでおり朝からお参りにいく地元の人の姿を見ることが出来ました。
ホーカーズに戻り、どのお店にするか迷っていると、一つのお店だけ異常に行列が出来ていました。客層は地元の方で出勤前の服装。あまりにも気になったのでそのままその行列の後ろで並びました。並ぶこと十数分で麺を2種類(玉子麺と米麺の和え物)に魚丸スープを注文。看板に魚の絵が載っているのが判るように、麺よりスープが美味しい印象でした。
行列のできる
繁盛店
繁盛店の麺と
魚丸スープ
朝食を終え、今日の予定を確認しました。西友やとなりのショッピングセンターをうろつきながら結論として「イーストコースト」という海岸を目指すことになりました。その途中には有名な蝦の麺を出しているお店があるということで、それを食べるのも目的です。MTRで、ゲイランロードよりさらに東の駅ユーノスで下車後、歩くことになりました。暑い中でしたが、住宅地を歩きました。売りに出ている物件などもありましたが、一番印象的なのは写真にあるような蚊の発生を阻止するための看板でした。歩くこと30分ほどで無事に蝦の麺のお店に。
遠くからもお客様が来るのか車がたくさん駐車していました。
住宅地にあった
蚊発生阻止の看板
蝦麺のお店はこの麺を中心に牛肉を入れるか豚肉を入れるかの選択をすることが出来ましたので、それぞれ1品ずつ頼みました。写真にもありますが、蝦自体が大きく、食べ応えがありましたし、麺もスープも蝦を使っているということで、蝦好きにはたまらない(逆に苦手な人には絶対にいけない)お店でした。
蝦麺のお店 大きな蝦の入った麺
そのまま、海岸を目指しました。マンションの中心に入ると学校帰りの子供と遭遇しつつ海岸を目指すにも道も対岸への陸橋もなく慌てながらマンション敷地内を渡り歩きました。ようやく地下道を発見し、無事に海岸に到達。海の向こうはマラッカ海峡を行き来する大型船が順番に列を連ねているようでした。
浜辺を歩いていると、ビールのパブを数軒発見。その中で昼間から開いているお店に入りました。最初はピルスナー系(サンミゲルのドラフト)を注文。ロウソク立てにヒューガルデンのグラスを使っているのが印象的でした。そのヒューガルデンもメニューにありましたが、残念ながら瓶での提供。あとから頼んだギネスは樽。
サンミゲルドラフト ギネスとホッケンミー
味をチェックすると海岸という状況にも関わらず、下手なパブよりもいい状態で飲むことが出来ました。そのため、長居をすることが出来ました。(不味い店はすぐに出ますので)小腹が空いたのでつまみがてらにホッケンミー(福建麺)という福建に存在しないのにこういう名前がついているというシンガポール料理を注文しました。夕方近くまでこのお店でのんびりしていましたが、次の予定として「チリクラブ」というシンガポールに来る日本人が必ず食べるというカニ料理を食べることになりました。
海岸沿いにはいかにも「海鮮」というお店もあるらしいのですが、そういうお店は恐らく高いと判断。近くにその料理を作った本家筋のお店があるということだったのでそこを目指しました。海岸から地下道でマンションエリアに、そのエリア内にお店がありましたが、食べてばかりでおなかに入りきらない可能性を危惧して、腹ごなしに地元のショッピングセンターに行きました。シンガポールの建物は外観はネオンサインもなく個性のない高層マンションのような作りなのですが、実際に中に入るとまったく異なり、低層部分は生活感のある商店が並んでいます。このショッピングセンターも腹ごなしには最適の空間でした。1〜2時間ほど遊んだ後、いよいよお店に向かいました。駐車場建物の上階にあるそのお店は高級感がありましたが、
奥にあるのが
ブラックペッパークラブ
(蟹の黒胡椒ソース)手前は鹿のステーキ
良く見るとオフィス空間にお店を作ったような印象がありました。早速スリランカクラブという蟹の中でも特に大きなものと気になった鹿のステーキを注文。写真では奥になって小さくなってしまいましたが、実際には非常に大きな蟹に身が詰まっており、そのままでも美味しいものの黒胡椒との相性そしてビール(タイガー)との相性は抜群で、見事完食。脇役になった鹿肉も十分美味しく頂きました。
バスに乗り込み市街中心部を目指しました。20分走ると急にビル群の中に入り、トイレに行きたくなったこともあって適当なところでバスをおりました。中心部であればどうにかなると判断したためです。私達の旅では縁のない超高級ホテルでトイレを終えて少し歩くとビールの仕込み釜が窓越しに見えたので、早速入りました。メニューを見るとドイツの醸造所の系列とかで、他にも上海などにも同じブルワリー併設パブがあるとの事。
偶然見つけた
ブルワリーパブ
仕込み釜の前で生演奏がありました。
3年前、上海で行ったブルワリーパブの姉妹店だったようでした。ビールの味は可もなく不可もなくでしたが、驚いたのは仕込みをする糖化槽や煮沸釜の前で生演奏が始まったこと。日本では考えられない発想の面白さを感じました。店を後にして一旦インターネットカフェでメールチェックを行い、宿まで徒歩圏内ということがわかったので、歩いて帰ることにしました。有名なラッフルズホテルの横を通りまもなく宿のある武吉士に差し掛かったところで、バー街を発見。最後にもう1杯だけとヒューガルデン生を飲み、宿に戻りました。
851 2005.8.18
シンガポールでの事実上の最終日。翌日の出発が早かったこともあり、少しゆっくり目に起きました。朝食はこれもシンガポール料理で有名な「海南チキンライス」。前回結局食べることが出来なかったこともあり、是が非でもと食べました。味は鶏肉乗せご飯を食べたというだけでした。この日の予定はまだ行っていない小印度(リトルインディア)にいくことでした。武吉士から歩いてもそれほど遠くないのでそのまま歩いていくことにしました。小雨がぱらついていたので、建物の中に入りました。やはり外観とは違い、
海南チキンライス
ショッピングセンターが続きました。ビルを3つほど抜けるとシンガポールの秋葉原ともいえるビルに入り一面電気街そのものでした。運河を越えると小印度のエリアに入りました。雰囲気もがらりと変わってインドそのものと行った感じでした。ここで前回見つけた酒屋さんに行きABCスタウトをケースで購入。そのまま郵便局に向かい日本への郵送手続きを行いました。3週間後に届くそうです。
再度小印度に戻りました。スーパーで調味料などを購入後街歩きをしながら前回も行った同じカレーのお店に入りました。前回は普通にカレーを注文しましたが、今回はインドでは本来なくシンガポールのオリジナル料理であるフィッシュヘッドカリーを注文。20分かかるといわれ、ひたすら待つことにしました。後から来たお客さんの方が先に料理が来ていたのですが、そのものが来た時にその理由がわかりました。カレーの入った入れ物の大きさが4人前はあろうかという中に大きな魚の頭が入っており、
フイッシュヘッドカリー
ご飯やナンなどと一緒に食べました。しかしボリュームの大きさには勝てずやむなく残すことになってしまいました。食後さらに街歩きを行い、もう一つのスーパーで残りの調味料などを購入して行きました。荷物が予想以上に多くなったので一旦宿に戻り、荷物を置いてから再度行動開始することにしました。料理長が服を購入したいということで、武吉士のマーケットを回り服を購入後、歩いてクラークキーを目指しました。
クラークキーには前回も行ったマイクロブルワリー「ブリュ−ワークス」があり、再度こちらに行くことになりました。橋を渡ると以前船に乗って街中を見た事を思い出しました。店に到着。ここでしか飲めないこのビールを樽詰で持ち帰ることも考えましたが、いろいろと障害も多く、瓶を購入することになり、3種類のものを12本購入しました。ビールはのみ比べセット以外にも何種類か試しました。個人の好みによるかとは思いますが、前回同様美味しく頂くことが出来ました。となりにある珍寶(ジャンボ:香港の船上レストランの支店)からの料理の匂いが非常に気になりました。
飲み比べセット
この後の予定ということで、そのまま川を下ってゆきました。リバーサイド沿いのバー街を下ってゆき海に出るとシンガポールのシンボル「マーライオン」があります。
とにかく料理長がかたくなまでに嫌うのですが、やはり見ておこうということでそこまで
行きました。前回は船から見ましたが、今回は陸路を行きました。
シンボル・マーライオン 別の角度から 近くのお店の食事
残念ながら、美味く写らなかったのですが、この本体のマーライオンの後ろには小さなマーライオンもありました。その後近くのホーカーズに行きましたが、料理は残念ながらいまいちで、タイガーのドラフトだけ美味しく感じました。オフィス街らしく仕事を終えたばかりの駐在日本人のサラリーマンが夕食を食べる姿も見ることが出来ました。
リバーサイドのパブ エールのドラフト シンガポール最後の夜
最後の夜はリバーサイドのパブを選びました。街の夜景を見ながらドラフトを飲みました。イギリスのエール「オールドスペクルドヘン」のドラフトを飲みました。前回、準備不足がたたって不十分なシンガポールでしたが、今回シンガポール料理についての本を購入し調べたおかげで、ほとんどのシンガポールのオリジナル料理を食べることが出来ました。それとやはり物価が意外に安いこともです。ビールに関してはタイガーやABCスタウトといった定番のものからギネスや英国エール系のビールに加えてインタブリュー社の進出が目立ち、ヒューガルデンなども比較的飲むことが出来ました。またマイクロブルワリーのビールなどいろいろなビールを楽しむことが出来ました。
852 2005.8.19
朝8時発と言うフライトのため寝る前にすぐに出ることができるよう荷物の整理を行いました。今回は荷物も少なく、比較的簡単に終えることが出来ました。またホテルのチェックアウトも先に行い、翌朝はすぐに出れる体制を取って寝ました。朝5時に起床し、慌しく荷物を持ってホテルを出ました。今回のホテルはトイレとシャワーが共同のため最初は
シンガポールの宿 シンガポール空港の
海南チキンライス
少し戸惑いも感じましたが、最後はなれましたし、駅から近いことと武吉士のエリア自体非常に便利のいい事がわかりました。もし又シンガポールにくることがあればここが定宿になるのかもしれません。タクシーはすぐにつかまり一気に空港へ、わずか20分程で空港に到着。早朝のためキャセイ航空のカウンターが開くまで少し待ちましたが、チェックインと出国審査の後、空港のレストランで朝食をとりました。最後は昨日と同じチキンライスでしたが、食欲があまりないので2人で1人前の注文にとどめました。空港で待っていると、呼び出しがかかりビジネスクラスにアップグレードされ、香港までの3時間、快適な旅を約束されました。

快適な旅を終え、香港空港に到着。この空港で1時間後にY氏と合流する手筈になっていましたので、入国審査などはいつもよりのんびりと行いターミナルの出口で、各旅行会社がツアー客を待っている隣で待機することにしました。
その間、交代で両替や売店・レストランをチェックし物価を予測。やはりシンガポールと比べると明らかに高いことがわかりました。日本からの便が到着し、日本人の姿が見え始め、やがてカメラ片手にY氏が登場。無事に合流することが出来ました。さっそく中心部を目指すのですが、出発前の計画どおりエアポートエキスプレスを使わず、空港対岸の東涌(トンチョン)までタクシーで移動、そこから地下鉄で移動する方が交通費の節約につながると判断し、早速行動開始。十分程で東涌のショッピングセンターに到着。おなかもすいてきたのでこのショッピングセンターで昼食を取ることにしました。
ショッピングセンターは日本の大阪で言えば千里中央のような雰囲気でしたが、フードコートの料理はさすがに中国料理ということで、塩玉子が入っていたりしました。しかしボリュームが半端ではなく、全てを食べきるのに一苦労しました。ちなみにY氏は機内食を食べたとかで、お粥を食べていました。トイレには中国各地から来たツアーの観光客が
ショッピングセンターの丼 ショッピングセンターの丼(塩玉子入り)
多くいました。このトイレもそうですが、香港でやたらと「小心地滑」という看板が置かれていました。小心=注意の意から「すべるので注意」という意味らしいのですが、あまりにも多くあったのでこのツアーで終始話題になりました。食事の後、地下鉄東涌線で、香港中心部を目指しました。ドイツ製の大型車両が高速で走る途中には、香港ディズニーランドへの乗換駅もあり、ネズミの頭の形をした窓の車両なども止まっていました。一度の乗り換えの後銅羅湾(トンローワン、コーズエイベイ)の宿を目指しましたが、香港らしく雑居ビルの中に複数の入口、さらにその3F部分が宿のフロントと非常にややこしいものでした。シンガポールのときと違って今回はシャワーもトイレも部屋についており、さらにフロントの前が部屋ということで便利は非常によいものでした。部屋に荷物を置いた後、まずはビールを飲みたいということで近くにあるイーストエンドブリュワリーを目指しました。
宿からは徒歩圏内なのですが、気になっていた雨が降り出してしまいました。傘を持っていなかったので移動は困難でした。どうにか店に到着し、ビールを注文。
オリジナルビール(ペールエール、ラガー)に加えてアメリカのブルックリンラガーもありました。看板が結構ありましたので、何らかの関係があるのかも知れません。
店内 ペールエールとラガー(ブルックリンも)
雨足がさらに強くなってしまいましたので、店の人に傘を借りて傘を買いに行きました。セブンイレブンなどのコンビニもあるのですが、こちらの傘はそのコンビニの宣伝が前面に出る派手なものでした。傘を購入後、ピークに登れるような天気ではないこともあってY氏の目的である新界のLR(軽便鉄路)に乗りに行くことになりました。2時間くらい乗り物を乗り継いで行きましたが、興味の全くない料理長の機嫌を損ねるだけに終ってしまいました。天気がよければ散策も計画していただけに残念な結果に終わりました。
香港中心部に戻り上環(ションワン)駅に到着。ここには潮州料理の本場があるということで、気になるお店を探していると、数軒のお店を発見しました。一通り見回った後、あるお店に入りました。料理長が用意していた本でお勧め料理などを聞いて数品注文しました。潮州料理の面白い特徴と思ったのは、
ビールは
ハルピンビール
かいらん菜炒め
食前と食後に小さなお茶(工夫茶)を飲むところでした。最初に飲むことで胃の活性化を図り、最後に飲むのは油を洗い流す意味があるそうです。ビールは香港ではサンミゲルビールが主力と思っていましたが、いきなりハルピンのビールが登場し、ビールについても面白いものを見つけることが出来そうです。味は期待以上に美味しく、香港最初の夜を終えることが出来ました。このままタクシーで宿に戻りました。
魚の蒸したたもの
853 2005.8.20 朝、雨の勢いは衰えるどころか一層強まり、この日もピークに登るのは無理と判断せざるを得ませんでした。雨の中トラムに乗り朝食を予定していた飲茶の店を目指しました。トラムに乗りこみしばらく先まで行きましたが、雨模様の中少し進みすぎてしまい
ました。(後でわかったのですが、中環(セントラル)の近くで降りるところを誤って上環まで来てしまったようです。仕方なくタクシーで店を目指しました。店に到着。タクシーに乗り降りする瞬間の傘の開け閉めの瞬間だけでも体が濡れてしまい、店内の冷房の強さもこたえました。店内に入り満席の中どうにか着席
美味しそうな飲茶 チマキ
をすることが出来ました。隣にいた常連らしき方に食器をお茶で洗うことを教えてもらい、食事を開始。次々に飲茶の屋台が行き、それを見るとどれも美味しそうなのでどんどん取って行きました。写真にあるようにチマキや肉まんなどどのくらい頼んだのか判らないくらい食べましたが、値段は3人でビール付けて
チャーシュー肉まん カメラマンY氏と
も、3000円くらいで済みました。また庶民的な雰囲気は手前の居酒屋さんそのもの、似た人がいたり、逆にこの店にその居酒屋さんが働いていても違和感を感じない雰囲気がありました。この後の予定は九龍半島側に行くこと。スターフェリーに乗っていく
事にしました。日本と違い気楽にタクシーが使えるので雨の中タクシーでフェリー乗り場に。都会の真中なのにも関わらず、フェリーターミナルには船旅の旅情を感じさせられます。フェリーに乗り込み10分で到着。雨がひどいので歩いていける重慶大廈(チョンキンマンション)へも乗り物を使うことにしました。たまたまバスの時刻表を手に入れましたので、バスで手前まで乗り込み、無事に到着。レートの良い両替所まで行き、両替を行いました。さらにインターネットもチェックしました。この後、昼食の場所も料理長がいいところがあるということ
スターフェリー内
で、向かいました。途中で少し妖しい高架下の食堂を通過し、その昼食場所に行きましたが、日本人観光客が多く混雑していたので、断念することにしました。どこにするのか迷いながらトイレ目的で入ったショッピングセンターの地下には日本のチェーン店などもありましたが、検討した結果、偶然通った高架下の食堂
食堂の全景 メニューは壁に
に行くことにしました。衛生局の看板もあり、決して綺麗な所ではありませんでしたが、庶民的な食堂には多くの人の姿がありました。強力な火力の音は中華そのもので、早速ビールを注文。ここでも一味変わったジャーマンスタイルのビールを注文しました。(香港製?輸入?)料理は香港式のカレーと魚料理を
香港式カレーライス 魚の蒸し物豆鼓ソース
注文。どちらも美味しく頂くことが出来ました。店の人との記念撮影などを行い、偶然見つけた店をあとにしました。この後KS氏との待ち合わせ場所として九龍城(ガウロンセン・カオルーンシティ)を目指すべくタクシーに乗り込みました。相変わらずの豪雨の中、20分程で九龍城につきました。回りはレストランとショッピングセンターの中で降ろしてもらい、トイレの後九龍城公園に向かいました。この公園は15年位前まで「魔窟」として紹介されたエリアで、テレビで何度か見てから香港に行く機会があれば必ず立ち寄りたい場所でもありました。公園内にある茶芸館に入り、温かいお茶を飲みました。
店の人と
KS氏を待ちながらも強い雨の中、紙切りの名人の方が実演を披露。過去の実績なども紹介していただきました。また、トイレは店の外公園内にあるのでトイレからの帰り、公園内を散歩しました。魔窟時代だけでなく戦前の砦だった頃の様子など、パネルと説明がありました。庭園は中華庭園そのものでした。雨さえ降らなければもっとゆっくりした散歩
九龍城公園
茶芸館のお茶
紙切りの名人、マンおじさんと
が出来たのではと少々残念な思いがありました。KS氏は夕方になっても来ないので少々心配しつつ待ちましたが、茶芸館の閉店になってしまいましたので、公園の外でもうしばらく待つことにしました。公園前にある公衆電話で国際電話に挑戦していたところで、KS氏が登場。無事に再会することが出来ました。九龍城にある「ソウハツ」というレストランは料理長が、4年前に行って感動したというレストランで、今回もそのレストランに行くのが最大の目的でした。店で予約をした後、時間まで九龍城のレストラン街を散策しました。泰(タイ)人街ということも聞いていましたので、注目してみるとタイの食材やタイ文字も発見しました。小一時間歩いて、お店に入りました。
ここで、香港在住のT氏(日本人)と待ち合わせました。人数が多い方が色々なものが注文できるからです。30分後T氏がキャセイパシフィックのパイロットをしているJ氏(英国人)を伴って来店。食事をしながら飛行機の話題などで盛り上がりました。食事も当初蟹なども検討しましたが、小さい割に高価なので、
大腸の炒めもの 魚の塩茹で
代わりに、大きな蝦蛄(シャコ)を注文しました。これでも3匹で数千円もする高価なものでした。しかし、それだけの価値もあるほど大きく今まで食べた蝦蛄の概念をつくがえすには時間がかかりませんでした。食事の後T氏らと解散しましたが、後日J氏の自宅に招待されました。Y氏は仕事で帰国しますが、他のメンバーはまだいるので行くことにしました。タクシーで旺角(モンコック)へ向かいここから2階建てのバスの上に乗り込み大きな看板を見学、スターフェリー、トラムと乗り継いで宿に戻りました。
854 2005.8.21 朝、少しですが雨も弱まり少し動けそうな予感がありました。Y氏は仕事の関係で2泊3日とわずかな滞在の最終日。時間との戦いになりましたので、タクシーで朝食の
場所を目指しました。昨日と同じく飲茶のお店ですが、少し高級店で店の雰囲気も店員も高級感を感じました。昨日よりも人数が多いのにも関わらず、ビールを注文しなかったことと、時間が気になり注文数が少なかったのか値段は昨日とあまり変わりませんでした。しかし恐らく昨日のお店のほうが安いのではと
飲茶その1 飲茶その2
思われます。少し天気がよくなってきましたので、ピークに登りました。タクシーでピークトラムの山麓の駅を指定したのですが、美味く伝わらず、一気に山頂まで登ってしまいました。タクシーの運転手が一枚上手なのか?海外ではよくあることです。ショッピングセンターは適当に素通りし、見渡しましたが、天候がまだ不安定のままで雲の中にいるような感じでしたので何も見えませんでした。ピークトラムの山頂駅からピークトラムで下山を開始。しばらく雲の中でしたが一気に視界が開けると高層ビル群を見渡すことが出来ました。
飲茶その3
ピークトラムは、ケーブルカーですが車体は普通の列車と同じ並行なので、注意しないとずり落ちてしまいそうなほど急な斜面を降りて行きました。山麓駅からは雨も弱まり
歩いて散策をしました。急な斜面にビルなどの建物の多さは香港そのものという感じで、繁華街「蘭桂坊」にたどり着きました。ここで「蘭桂坊ビール」という見慣れない看板を複数発見。気になるのでその中の一軒に入り早速ドラフトを注文しました。ラガー系のビールのようでしたが、味・香りに問題はなく非常においしいビールでした。Y氏のフライトの時間まで後わずかということだったのでギリギリまでここでビールを何杯か飲みました。店を出てヒルサイドエスカレータのエリアまで歩き、ここから香港駅へ、Y氏とはここで解散しました。
蘭桂坊ビール
Y氏と別れた後、昼食の場所を求めてヒルサイドエスカレータ沿いのお粥のお店をを目指しました。お店を見つけてお粥と麺などを注文しましたが、隣にいたお客さんのお勧めである魚団子も注文しました。昼食の後、で見つけていたパブに入り、ビールを飲んで休憩することにしました。休憩の後、ヒルサイドエスカレーターを上まであがることにしました。香港島は特に急斜面が多いので、このようなエスカレータは非常に
お粥 お勧めの魚団子
役に立ちます。時間帯によって上り専用と下り専用になるらしく、(行った時間は上り専用)映画の撮影にも使われたそうです。そのエスカレータを上って行き、お店がなくなり住宅街に突入するところで引き返しました。途中で食器店などを見ましたが、やはり物価が高いようで、購入せずに降りてきました。その後の予定として、一旦ホテルに戻ることにしました。坂を下る途中にたまたま見つけたミニバスに乗ってホテルに戻りました。ミニバスは細かいルートを使って中心部に到着。便利のよさを感じました。ホテルでしばらく休憩し、夕方になったので、夕食に向かいました。
ヒルサイドエスカレータにて
初日に行った上環からさらに西を目指すことにし、トラムに乗車西を目指しました。残念ながら上環止まりだったので、そこから歩きました。しばらく歩いたのですが、思ったようなお店はなく、シャッターの閉じたところばかりで少し拍子抜けをしてしまいました。少し路地奥に人がいましたが、これは普段メイドをしている
トラムより お勧めの魚団子
フィリピン人が休日に集まって宴会をしているらしく、中心部でも方々で見かけることが出来ました。結局初日の店の隣に入りました。メニューはも似ていて、客数も非常に多かったのですが、個人的には初日のお店のほうが美味だったようなきがします。
工夫茶 チャーシュー
その後、右手の写真にあるように妖しげな日本語が羅列しているカフェを尻目に散策し、蘭桂坊へ、ビールを飲みに何件か回った後、
左手の寿司屋に立ち寄りました。
ここも不思議なメニューがあり
ました。(巻き寿司風?)

※日本人がどこかの国の店を日本で行うとその国の人から見れば
こんな感じかも
その後、宿に戻りました。
変わった寿司屋 日本語のおかしな
表現
855 2005.8.22 翌日は、中国茶を買いに深センへ向うことにしました。途中重慶大廈へ行き、両替。
その後近くで亀ゼリーを食べてから向いました。香港は中国に返還されていて同じ国ですが、まだ境界があってそこでは出国・入国と同じように他国へ行く感覚ですし、通貨も違いますので(人民元)感覚は別の国という感じでした。ゲートを出た先の広場も全く雰囲気が異なりここは中国で香港はチャイナタウンと
亀ゼリー 深センの雰囲気
感じてしまいました。少し歩いてお茶の百貨店へ、プーアール茶やロンジン茶などを
購入。その後少し遅い昼食をとりました。ビールを飲んで広東料理を注文。その中でも右の写真にあるようにドラゴンフルーツを使った料理は、
非常に珍しく味も非常に美味でした。
香港に帰るまでの小1時間、自由行動になりましたので、マッサージを受けました。テレビ放送は香港のものでした。
深センのビール ドラゴンフルーツを使った広東料理
深センから香港に戻り、2日前、九龍城で一緒に食事する際に約束していた、
J氏の家に遊びに行きました。場所は上環のさらに西。ここでビールを飲んだ後、
パーティゲームなど遅くまで楽しみました。タクシーでホテルの近くの食堂で軽く
食事のつもりが、KS氏と朝方まで語り合ってしまいました。
856 2005.8.23
前日の飲みすぎがたたり、翌日のマカオ行きは中止。KS氏はそのまま帰国。昼過ぎの2日酔いの状態で、ピータンの有名なヨンキでランチ高いだけの日本人メニューではなく地元の人が楽しめる安いメニューで軽く食事をとった後、店のはんこを作るために、はんこ専門店へ、途中話題になった「小心地滑」の看板を購入しました。はんこをお願いした後、半島側の上海街へ。
ヨンキのピータン 上海街の
スッポンスープ
厨房機器の問屋街があるとの事だったので覗きにいきました。
途中、偶然見つけたスッポンスープのお店で休憩しました。
厨房機器では特別いいものはありませんでしたが、いい散歩になりました。ようやく酔いも収まり、最後の食事は、東側の北角へ、ここには
建物の中に庶民的な食堂がありました。香港の地元の肩が使われるこの食堂でご飯を食べたあと、最初に行ったイーストエンドブリュワリーへ最後にエールビールを飲んで帰りました。
北角の食堂 最後にビールを
857 2005.8.24
朝から料理長は、上環にある料理学校で料理の勉強へ、2時間くらいの料理教室の後、最後にハトやダックを売っているお店に寄りました。
前日にお願いしていたお店の
はんこも無事に完成し空港へ、行きと違いエアポートエキスプレスで
空港で軽い食事を終え、
飛行機に乗り帰国。
料理学校の先生と 料理の成果
バンコクからの帰りと違って最後のチェックが比較的楽に感じました。